2015/03/14

Schwinn部:Seat recover編 完成

いよいよビニールを張る作業。
 予めカットしておいたビニールの中心に合わせ、スポンジを貼ったシートパンを置き,
前後をクランプで固定します。ビニールはスポンジのカーブに合わせる事なく、ピンと張った状態で固定です
前後にピンと真っすぐ張ったので、 ご覧の通り横から見ると凹みの所にこの位隙間が出来ます
市販の合皮,ビニールは1方向に伸縮性がある物が多いですが,この手のラメ入りビニールは伸縮性はありません。まずは極力引っ張りながら両サイドを固定して行きます。一旦両サイドをクランプ固定出来たら,片方づつ、ヘアドライヤーを使いビニールを温め、柔らかくしてからグイグイ引っ張って固定し直します。
引っ張って固定した裏側。だいぶビニールが余っていますが,引っ張る為にこの位大きめの方が都合が良いです
次に接着剤を使い,ビニールをシートパンに固定。左右片方づつ何箇所かに分けて接着します。接着前に更にグイグイ引っ張ります。シート座面を触って,ビニールがスポンジに密着している事が重要です。どの位置であれ、少しでも浮いていたり弛んでいてはダメです。焦らずに、ドライヤーで温めてグイグイ引っ張って固定です。先程スポンジの上で浮いていた部分も、この「温めて引っぱって接着固定」の行程で隙間が無くなりスポンジに密着します。
この辺りの行程で余っているビニールをカットしても良いでしょうカットし過ぎに注意
両サイド接着が済んだら,次は後側を接着します。アールになっているので,ビニールが餃子の皮ように重なります。大きな重なりが出来ないよう注意深く貼っていきます。
最後に一番の難所、前側です。 あまりにも必死な作業だったので写真を撮る余裕が有りませんでした
アールが小さくキツいので,後側よりビニールの重ね方が難しいです。
途中経過の写真が有りません。この前の段階で,Schwinnタグのリベット留め、シシーバー用のグロメット取付しました。オリジナルの使用は、グロメットで2枚のシートパンを共締めしていますが、そんなに足長のグロメットを入手出来ないので、ビニールを張った上側だけグロメットをかしめ,下側シートパンの方は1サイズ小さなグロメットを差し込んでいます。シシーバーを取付けてしまえば全く問題有りません。
出来ました。奥に見えるのは90年代に、シュウィンスティングレイレストア用に作られたPERMACO製復刻
 そして,青ラメシートぶっつけ本番では不安だったので,練習として同時進行で作っていたゼブラシート。こちらも同じく純正シートパン(1980年モデルに付いていた物)を使用。
シート張り替え,当分やりたくない
おしまい

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