2015/11/07

Schwinn部:Feb.'74 Sting-Ray

  






密かに作業していた、新入部員T君のスティングレイが完成しました。1974年2月フレーム、シングルスピードコースターのスタンダードなスティングレイです。
キャンディー色より傷が目立ちやすいクールレモンカラーのフレームですが、綺麗に磨けば無数に有る傷もそれほど気にならないと思います。むしろ、このバイクの歩んで来た歴史、キャラクターで有り、愛すべきポイントになると思います。
前後ホイールは勿論シュウィン純正の SCHWINN TUBULAR S-7, S-2刻印入りで、ホイールバランスはシュウィン部の強い味方STROKEさんに丸投げしたので安心。
シートは60年代からシュウィンスティングレイのシートを作っていたPerson's製。90年代シュウィンがスティングレイ用のレストアパーツを販売した時期、シルバーマイラーストライプのシートの生産をPerson'sが担当。そのタイミングで自社ネームタグを付け、スムースカバーで何色か販売した物のデッドストック。勿論USメイド。鉄製シートパン裏の刻印も、フォルムも当時のままで、90年代末期から発売されたスティングレイ/クレイトに標準装備されたシート(台湾製)よりもシャープです。残念ながらリフレクタータブがないので、ウチではお約束のリフレクターハンガーでGulcoを吊ります。シシーバーは程良いコンディションのユーズドが意外に高くアホらしいので、10年位前にHyper-FormanceのPeteから購入したリポップ。
ハンドルバーはこの年式では本来70年以降用の#7895が使われますが、当たり前すぎるので68~69年用の#7893を使用。グリップもあえてイエローではなくホワイトに。
スタンダードなスティングレイモデルはフェンダーが付いていませんが、たまたま在庫していたリアだけ装着しました。予算の都合でタイヤは在庫していた現行中古タイヤを無料提供。今後換えたいポイント。ボルト類は一本たりともインチキしておりません(笑



No comments:

Post a Comment