2018/04/27

Schwinn部:1964 J-33

お任せオーダーをいい事に、好き勝手組んだ1964年スティングレイ完成しました。  アメリカで再塗装された1964年のフレームからスタートした、このプロジェクト。期待していなかった色味はほぼ純正色そのもの。チェーンガードはデカールでなくシルクスクリーンで、塗装の経年から、塗料とスクリーンはハイパーフォーマンスのピートによるものだと推察。まずこれだけでもかなりラッキー。  想定したモデルは1965年モデルJ-33。64年製造なのでシートはまだソロポロ。これは#PERSONS のシートタグが付いていない#SOLOPOLOSEAT MARK IIIで、形状、仕様は通常のPERSONSタグ付きのものと同じです。シュウィン社以外のメーカーにシートを供給した際、タグをリベット留めする代わりにSWINGERというデカールが貼られていた物だそうです。勿論シシーバーも純正仕様のパーソンズのスクエアバック。  スプリンガーフォークは1965年モデル用のファットネック。翌66年以降よりもネックチューブ内径が大きく、よってステムも首が太い65以前用。ハンドルバーは65-66年と部品番号は同じでも曲がりが違う63-64年オリジナル。  ヘッドライトは1962-64年頃にシュウィンディーラーでも販売されていたデルタのロードライターのNOS。これは1964年以降、ライトシェルの形状とスイッチを変更してシュウィン純正の形に。後にパンプキンライトと呼ばれる物になります。  ペダルは本来の仕様とは違うボウペダルと呼ばれる物ですが、年式にはマッチさせたラージキャップタイプ。  前後ホイールは両方ともオリジナルの1964年物。前後タイヤは10年以上前に製造が終わっている純正復刻のS-7ウェストウィンドとS-2ノビー。フェンダーレスのスタンダードモデルにはブラックウォールタイヤと言うのが純正の仕様。  そして、ウィーリーバー。これは#StandardCycleCompany という会社が70年代初頭に製造したらしいブロンコワイルドウィールズと言う当時のアクセサリー。私は入手した時点でウィールと、トラスロッドが欠品していましたので、ウィールは当時の仕様通り、#SUPERSURFER に。細かな部品も必要だったため当時のスケートボードを丸ごと購入しパーツ取り。トラスロッドは、オリジナルの長さが不明だったので、同じウィリーバーを持っているアメリカのコレクターに連絡、現物を採寸してもらい、それに一番近いクレイト用のトラスロッドを入手。そしてこれが、シュウィン純正復刻のメッキではなく初見のステンレスで、聞くところによれば10年以上前にハイパーフォーマンスのピートが販売していた物だそう。これもラッキーでした。クランプはシュウィン純正を使用してマウント。  ウィーリーバー以外は特別な事をせず、素直に組んだ車両です。オーナーに気に入ってもらえれば幸いです 😅 この長い文章を最後まで読む人が果たしているのか疑問です。私なら読みません😂 #schwinnstingray #schwinn部 #schwinn部山形original #schwinn愛好家 #schwinnspringer #cycletrash #wheeliebar #broncowildwheels
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