2016/06/04

Schwinn部:キャリパー加工例


 部員以外の反応がとても薄い(笑)このシュウィンスティングレイ用キャリパーアダプターブラケット。キャリパー自体の手配や加工が伴うので、実際に部員のI君が加工した例をご覧下さい。
 まずドナーとなるキャリパーは、ビンテージ車輛にも違和感無くマッチする形状で、しかも現行品で安価で品質の確かなダイアコンペMX890。60〜70年代、2〜5段変速のスティングレイに使用されていたWeinmannとほぼ同じ形状。
 キャリパーをバラして、加工前のセンターボルトをブラケットにセットしたところ。これはダイアコンペMX890のフロント用のセンターボルトです。
後側(写真では左側)が長くこの状態では車体に付けることが出来ない為、長さをカットしなければなりません。
まずは、切る前に根元のネジ山が無い部分に新たにネジを切っていきます。
 こんな工具を使用します
 万力にセンターボルトを固定してセンターボルトのネジ山が無い奥の方まで新たにネジ山を切って行きます
 完全に奥までネジ山が切れました。この後適正な長さ(ブラケットににセットしてナットでしっかり固定するのに必要な長さ)でカットします。
長さをカットしてブラケットに組付けた画像です。
あとはブレーキレバーとケーブルが有れば本来ブレーキが付いていなかったシングルスピードコースターのスティングレイシリーズに前ブレーキを取付ける事が出来ます。



早速私も....



初回ロット残僅少。次回生産未定
CYCLE TRASH

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